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オタクの戯言

オタクが思うがままに書き連ねていく、とりとめのないブログです

灰と幻想のグリムガル 第6話「彼女の場合」(感想・ネタバレあり)

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はじめに

当ブログに初めてお越しのかたは初めまして、定期的に来てくださっているかたはいつもありがとうございます。あにおです。

先週、ハルヒロとユメが抱き合って泣いているのをシホルが発見し、角度的に何やらただならぬ関係であるかのように見えることから、シホルが誤解してしまったというところで終わったわけですが、今週はその続きから始まりました。

今回は一体どのような展開になったのか、感想等を書いていきたいと思います。

それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

ユメの行動によって、返ってチームにまとまりが

ユメからその後説明があったのでしょう、シホルがその翌日、早朝にハルヒロに直接謝りに来たところ、その騒ぎを聞きつけてランタが例のごとく騒ぎ出します。

それに対して、ハルヒロがした嫌な予感が的中し、ユメが「ハルヒロにギュッとしてもらっていただけ」という、大事な部分を端折った、聞いた人が皆誤解してしまうような物言いをしてしまいます。

この発言を受けて、いよいよランタが勢いづいてハルヒロに迫る、といったところでOPが始まりました。

このユメの行為は、一見天然なようにも見えるのですが、私はそうではなく、あえて誤解されるように答えたのではないかと思いました。

男子チームと女子チームの間にあった壁、それを壊すために、みんながまた話せるきっかけになるように、あえて誤解されるような事を言ってランタを騒がせ、いつもの関係に戻そうとしたのではないかなと。

実際、CM明けの朝食のシーンでは、マナトが死んでしまう前の関係に限りなく近くなっていましたし、ハルヒロが一念発起して女子チームとの関係改善を図ろうとユメにぶつかったことは、無駄ではなかったのだと思います。

 

メリイとの関係は、まだぎこちないまま

さて、こうしてマナトの死から、本当に少しずつですがまた前を向いて歩き出した5人でしたが、新しい神官であるメリイとの関係は、前回のまま相変わらずの冷戦状態でした。

もっとも、最初からハルヒロ達が気に食わないのであれば、そもそもパーティに加わることさえしないわけですから、彼女がそうした態度をとっているのも何か理由があるのでしょう。

その様子は、彼女がハルヒロのあいさつに対して小声でとはいえちゃんと返したり、モグゾーが頭を負傷した際に、「ごめんなさい」と謝りながら治療をし、血を袖で拭うといったシーンからも見て取れます。

普通どうでもいい人の血なんて、気持ち悪くて自分の服で拭いたりしませんからね。

この時点では、まだハルヒロにメリイの内面にまで気を配る余裕がなく、彼女のそうした言動について深く考えていなかったのですが、その日の夜でしょうか、一人でパーティの今後を考えているときに、彼の中にいるマナトと会話することで、少し考えが変わったようでした。

ちなみに、この夜のシーンですが、マナトが死に際にハルヒロに向かって「頼む」と言ったことが、マナトの代わりをしてくれと言われたのだとハルヒロは思っていたようで、プレッシャーに感じているというような描写がありました。

確かに言葉だけ取ると、そうとも思えるのですが、私はきっとマナトはそういう意味で言ったのではないと思っています。

あれは、別にハルヒロに自分の代わりにリーダーをやって欲しくて言ったのではなく、みんなで協力して進んでいって欲しい、強く生きていって欲しい。ただ、上手くいかないような事、みんなの気持ちがバラバラになってしまいそうな事があったら、その時はハルヒロがみんなを繋ぎ止めて欲しい。そんな想いを込めての「頼む」だったのではないでしょうか。

このように考えてみると、改めてマナトがいかに皆の精神的な支柱であったかが良くわかって、何だか切ない気持ちになりました。

 

メリイの過去が明らかに

こうして、ハルヒロはちゃんとメリイのことを知ろうとするようになり、また、他の仲間のことについても今まで以上に考えるようになります。

リーダーなんて「面倒くさい」と言いながらも、徐々にではありますが、その行動はしっかりしたものとなってきたように思います。

という事で、ハルヒロはメリイのことをもっと良く知るべく、メリイが前に所属していたパーティの元仲間であるハヤシに、メリイの人となりについて質問したのですが、やはりメリイがああいった態度をとるようになったのには理由がありました。

以前の彼女は、献身的でどんな傷でもしっかり治し、パーティの縁の下の力持ちとなっている。色々と違うところもありますが、正にマナトのようなポジションに居たらしいのです。

しかし、彼女が一人でかなりの負担を引き受けていたからこその快進撃であると、他のメンバーは理解していなかったようで、危機感のないまま強いモンスターへと当たり、結果として3人もの仲間を失ってしまいます。

それをメリイは自分がやりすぎたことで招いた結果だと思ってしまったらしく、そのことを後悔し、今のハルヒロ達への態度からもわかるように、必要以上に深くかかわらず、やりすぎずといったやり方へと変更したのでしょう。

ハルヒロ達は何とかマナトの死を受け止め、歩き出そうとしていますが、メリイは未だに仲間の死を受け止めきれず、ずっと引きずって立ち止まっていたというわけです。

 

おわりに

と、いった感じで、メリイの過去が明らかになったところで、今週は終わってしまいました。

失った仲間の数に違いこそあれ、ハルヒロ達とメリイは同じ痛みを持っているわけですから、理解し合えないとは思えません。

来週の予告ではそのような描写はなかったのですが、おそらくこれからメリイの心の扉を、ハルヒロを中心とした皆でゆっくりと開いていくのでしょう。

メリイとハルヒロ達との関係や、彼ら、彼女らが今後どうなっていくのか、素直に来週が楽しみだなと思える、そんな回でした。

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。