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オタクの戯言

オタクが思うがままに書き連ねていく、とりとめのないブログです

今更ながらからくりサーカスを読破しました(感想・ネタバレあり)

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はじめに

当ブログに初めてお越しのかたは初めまして、定期的に来てくださっているかたはいつもありがとうございます。あにおです。

この作品の作者である藤田和日郎さんといえば、うしおととらの方が有名かもしれませんが、この「からくりサーカス」も人気のある作品だと思います。

今回は、今更ながら全巻読んだので、その感想を書いていきたいと思います。

それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

物語の特徴はダブル主人公という点

簡単にあらすじを述べると、人類を滅ぼそうと企む自動人形を主人公たちが防ごうと悪戦苦闘する話です。本当に簡単なあらすじですけれど。

この物語の特徴としては、おそらく本当のメイン主人公は才賀勝だとは思うのですが、同時に加藤鳴海が主人公として描かれており、ダブル主人公という形がとられている事だと思います。

最初は鳴海が主人公だと思っていたのですが、勝を守る形で死亡してしまったため、ああ、実は勝が主人公だったのかと読んでいるときは思いました。

しかし、それにしては鳴海の存在が勝とメインヒロインであるしろがね(才賀エレオノール)の中で大きくなりすぎていましたし、特に、あの無機質だったしろがねが鳴海との触れ合いで人間らしく変わったことからも、実は死んではいないのでは・・・?という疑念が次第に膨れ上がります。

そして案の定、からくり編が始まって、鳴海がメインとして再登場したわけですが、その後しばらく鳴海メインの話が続いたかと思ったら、また勝メインの話へと変わるといった形で、主人公が交代するのです。

こういう形式は結構珍しく、それだけでも楽しく読めたのですが、主人公が変わることで中だるみすることがなかったというのも最後までスッと読むことができた要因の一つだと思います。

 

この漫画の売りは、緻密なストーリー展開

さて、この作品は、よく「泣ける漫画」として挙げることが多いように思えるのですが、読み終えた印象として、この漫画の売りはそこではないのではないかなと。

勝と鳴海の成長、変化を楽しむというのもありますが、それよりも、登場人物がかなり多く出てくるにもかかわらず、それぞれが複雑に関係し合い、各々の過去が未来(現在)と結果として大きくかかわっているという、緻密なストーリー展開にあるのではないでしょうか。

全43巻というかなりボリュームがあるにもかかわらず、一気に読むことができたのも、長編映画を思わず一気観してしまったかのような、そんな流れるようなストーリー展開があったからだと思います。

あとは、個人的に「機械のように感情のないヒロインが、主人公と触れ合う事で人としての温かさを得る」という話が大好きなので、どんどん魅力的になっていくしろがね(エレオノール)を見ているのが楽しかったからというのもあります。

その、エレオノールというか、フランシーヌに愛してもらいたいというバイジンの強い執着がそもそもの元凶だったというのも、何だか人間らしい理由で逆にリアルだなと思ってしまいました。

この現実世界においても、大体の事件の裏には女性か、お金が絡んでいますからね。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この作品は、上述したように、複雑に絡みあったストーリーが最後に向かってどんどん解きほぐされていくという点で、読んでいてとても読後感が良いです。

また、個人的に物語に欠かせないと思っている、最初は弱かった主人公が努力によって強くなっていくという要素と、絶対的な魅力を放つヒロインがいるという要素、手に汗握るバトル要素という3つの要素が入っているところも良かったと思っています。

うしおととらのように、魅力的なキャラクターが多く登場する作品が好きな方であれば、きっと最後まで楽しく読めるのではないでしょうか。

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。