オタクの戯言

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灰と幻想のグリムガル 第10話 「リーダーの器じゃないけれど」 感想(ネタバレあり)

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はじめに

当ブログに初めてお越しのかたは初めまして、定期的に来てくださっているかたはいつもありがとうございます。あにおです。

毎回続きが気になるというか、いつ誰がリタイアしてしまうのかという緊張感のあるこの作品。

前回に引き続き、第10話の感想を書いていこうと思います。

それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

新しい狩場より人間関係に課題

前回の導入を経て、今回からいよいよ新しい狩場である「ライリン鉱山」の攻略が本格的に始まりました。

狩りの対象となるのはコボルドという、二足歩行をする狼のようなモンスターで、階層に応じて「レッサーコボルド」、「コボルド」、「エルダーコボルド」とどんどん強くなっていくようです。

1層にいたレッサーコボルドや、2層から出現するコボルドについては特に問題なく倒すことができていました。

むしろ、問題なのはコミュニケーションというか、チームワークのようで、パーティの中でずっと浮いていたというか、きつい物言いの多かったランタとの摩擦が、遂に看過できなくなってきたようでした。

というか、今まではバランサーというか、圧倒的な統率力のあったマナトによって、ランタとハルヒロ達との摩擦が軽減されていただけで、そのマナトがいなくなってしまった今となっては、いずれ衝突するのは目に見えていたように思えます。

 ランタだけが悪いといえるのか?

このようなランタの言動を無視できないと思ってか、それともメリイを気遣ってか、ハルヒロはとりあえず3層には行かずに一旦引き返すことに決めます。

そして、その日の夜、ランタをこのままにしておくと、戦闘にも支障が出るでしょうし、なによりパーティとして良くないと思ったのでしょう。ハルヒロは、ランタに対して個人的に話をしようと提案します。

改めてランタが何を考えているかを聞いてみたところ、ランタはパーティとして自分の役割を果たすだけで、それ以上でも以下でもないとのことでした。

それに対して、ハルヒロは戦闘だけでなく、メンバーともっと話をしろ、協調性を持てというようなことをランタに要求します。

一見すると、ハルヒロの言っていることが正しいようにも思えますが、私はランタの言い分も正しいと感じました。

確かにランタは協調性があるタイプではありませんし、言動もはっきりしていてキツイものがあります。

しかし、だからといってランタが全部自分中心に行動しているかというと、そういうわけでもなく、戦闘時に一人で突っ込んでいってパーティを危険にさらしたり、日常生活において人の物に手を出したりといったルール違反をしたりはしていません。

ランタはランタで、おそらく妥協している部分があったのだと思います。

そんなランタに対して、一方的にこちらに合わせろというのはむしろ横暴というか、数の暴力であり、理不尽です。

もっとランタのことを理解しようと努め、ランタの意思も尊重したうえで、お互いが妥協できる所まですり合わせることが大切なのではないかなと思ってしまいました。

嚙み合わないまま新たなトラブルが発生

そんな、他のメンバーも気づいているのかいないのかわかりませんが、ハルヒロとランタがかみ合っていない状態のまま、攻略は進んでいきます。

(おそらく)4層の農場のような開けた場所にやってきたハルヒロ達は、大勢のコボルドに出くわします。

相手が気づいていないうちに、一気に片付けようというランタの提案に対して、メリイはこのような開けた場所で集団のコボルドを相手にするのは分が悪いということで、いったん5層に降りようといいます。

が、流石にコボルド達にも知恵が備わっているようで、侵入者を知らせる音の鳴るトラップが仕掛けられており、それにランタが引っかかってしまいます。

侵入者の存在に気付いたコボルドは、その存在を探し始めますが、そこに、メリイの仲間を3人手にかけた仇であろう、デッドスポット(おそらく、エルダーコボルドよりも更に強いと思われます)が登場します。

過去の記憶がフラッシュバックしたのでしょうか、一気に冷静さを欠いたメリイは、その場を動けなくなってしまいます。

次週、どうなる?!といったところで今回は終わりました。

おわりに

今週は、サイリン鉱山がどういった場所で、どういったモンスターが出るのかという紹介と、メンバー間、特にランタとハルヒロの間にある問題について描かれていました。

ここにきてランタの問題を取り上げたという事は、おそらく、デッドスポットを攻略するにおいて、ランタ(との関係改善)が一つの鍵になるのだと思います。

グリムガルは、戦闘シーンの生々しさもそうですが、こういった人間関係についても丁寧に描かれているのが面白いです。

もちろん、気の良い主人公に、気のいい仲間たちが自然と集まってきてサクッと敵を倒すという王道ものも良いのですが、我々の現実世界においては、知らない者同士が集まれば摩擦が生じる方が自然なことで、それをファンタジーもので描くというのはやはり斬新だなと思います。

ただ、こういった現実世界の人間関係に疲れていて、アニメに癒しを求めている層からすると、ちょっと観ていて辛いものがあるかもしれませんね。

私は、心理描写を丁寧に描いてくれる作品が好きなので、こういった個性の強い、アクの強いランタをどう扱っていくのかという所も、今後の見どころの一つだなと思いながら観ていました。

あとは、メリイのよき理解者であろうとするハルヒロと、そんなハルヒロの考えを色々と汲み取っているかのようなシーンの多いメリイとの関係性も、観ていて気になるポイントの一つです。

最終回まで残りわずかとなりましたが、こういった点も含めて、どういった形で締めくくられるのか、非常に楽しみですね。

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
それでは、またのお越しをお待ちしております。