オタクの戯言

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ラノベマイスターによるオススメラノベその4 「異世界食堂」(感想・ネタバレ)

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はじめに

当ブログに初めてお越しのかたは初めまして、定期的に来てくださっているかたはいつもありがとうございます。あにおです。

またもや間が空いてしまいましたが、本日は私の友人であるラノベマイスターが薦めてくれたラノベを紹介したいと思います。

ラノベマイスターについて簡単に説明しますと、1日最低1冊は読んでいるのではないかというほどに、ラノベを買っては読み、買っては読みしている、そんな友人の事を、私が勝手に呼んでいるといった感じです。

相当数あるラノベの中から、選りすぐりの物を私に薦めてくれており、更に、それを私自身も読んでみて、面白いと思ったものだけを紹介しているので、おそらくこれまで紹介した中で、大きく外しているものはないと思います。

それでは、前置きはこのくらいにして、早速レビューを書いていきますね。最後までお付き合いいただければ幸いです。

タイトル通り異世界もの。でもそれだけで敬遠するのは勿体ない

この作品は、ジャンルでいえばおそらく「異世界もの」に分類できると思います。

タイトルも「異世界食堂」なのに、なんでこんなに自信なさ気なのかというと、皆さんが想像するような異世界ものとはちょっと毛色が違うためなのです。

通常の異世界ものというと、平凡な主人公が、異世界に行った途端凄い力でドーン!みたいな感じを想像すると思います。

しかし、本作品は異世界というのはどちらかというと我々の住むこの“現実世界”を指していて、向こうに住む人たちにとっての「異世界」という捉え方をしたほうが適切な気がします。

しかも、主人公は一応「異世界食堂」の店主という事になると思うのですが、別段凄い力を発揮することもなければ、何か強大な敵と戦う事もないのです。

これで「異世界もの」と断言するのはちょっと躊躇われますよね。

これを受けての“おそらく”だったわけです。

作者の高い文章力で、いたって単純なテーマでも読者を惹き込む

本作の説明は、本当に簡単に済んでしまいます。


「店主が異世界の住人に店の料理を振る舞う」


本当に、ただこれだけのことをひたすら書いている作品なのです。

それでも読者に面白いと思わせるのは、ひとえに作者の文章力によるものだと思います。



物語の構成をもう少し詳しく説明しますと、まず、本作の設定として、「異世界から異世界食堂である「ねこや」へと通じる扉は、毎週土曜しか現れず、その扉は異世界に点在していて、各扉は1往復したら消滅し、次の土曜日まで現れない」という共通ルールがあります。

その上で、各話ごとに一つの料理をテーマとし、それを好む客が登場し、その客がどういう経緯でその料理を好むようになり、常連になったかという背景を描くという流れになります。

たったこれだけで読み応えがあるのは、テーマとして想像しやすい料理をチョイスしている事、その料理を好む客が異世界では激動の人生を歩んでいることが多く、にもかかからず、異世界食堂に現れるとただの常連客として料理のとりこになってしまう。そういうギャップがわかり易く描かれている事にあると思います。

特に、料理についての表現力が卓越していて、我々が想像しやすい題材を選んでいることを差し引いても、かなり「美味しそう」な様子が伝わってきます。空腹時に読むと完全に飯テロです。

1巻に、21品もの料理が登場し、その都度上のような流れで物語が繰り返されているのですが、全く飽きませんでした。

これを2巻、3巻と続けられると、普通だったら飽きると思うのですが、本作に限って言えばおそらく飽きないと思います。

まあ、多分何かしらの変化はつけてくると思いますけどね(笑)

おわりに

いかがだったでしょうか。

異世界ものにしては珍しく、強大な敵と戦ったり、仲間が死んだりすることもなく、シリアスな展開も皆無に等しいこの作品。

それでも面白いのが、読んでいて本当に不思議でしたし斬新でした。

昨今乱立している「異世界もの」に食傷気味な人でも、きっと楽しく読めると思うので、まだ読んでないよという人は是非読んでみて下さい。

私としても、これからもまた同じような展開が続くのか、それとも何か大きな変化があるのか、そんなことを気にしつつ、続きを購入して読みたいと思います。


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。