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オタクの戯言

オタクが思うがままに書き連ねていく、とりとめのないブログです

【ハガレン】なぜ日本の映画界で漫画の実写化が後を絶たないのか【ジョジョ】

映画 雑記

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はじめに

当ブログに初めてお越しのかたは初めまして、定期的に来てくださっているかたはいつもありがとうございます。あにおです。

先日、「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部が実写化されるという事で、ネット界隈がかなりざわつきましたね。

実際に、フォロワーさんや私の周りのリア友なども、「ああ嘆かわしや・・・」みたいなリアクションをしている人が多く、原作やアニメファンからは受け入れられていないという印象を受けました。

もっとも、これは今回に限った事ではなく、漫画が原作となっている作品を実写映画化するという話が出るたびに、毎回こういう感じになっている気がします。

では、こんなにも原作ファンから拒絶反応を示されるにもかかわらず、日本の映画界で漫画の実写化が後を絶たないのは一体なぜなのか。今回はそのことについて、私なりに思ったことを書いていきたいと思います。

それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

そもそも、優秀な脚本家がいない

漫画というのは、内容にもよりますが、そのほとんどが現実ではあり得ないような、奇想天外な展開になることが多いです。

そういった場面では、かなり誇張された表現がなされ、そこには一切の制限がありません。それが、漫画の醍醐味といっても良いと思います。

このように、漫画だからこそ表現できているものを、実写化するというのは相当難しいはずで、にもかかわらず漫画原作のものを実写化するというのは、「映画用に脚本を書ける人間が少ない」ためではないでしょうか。

もし面白い映画を撮れるような脚本を書ける人間が、相当数いるのであれば、わざわざ実写化が難しい漫画を原作に選ぶ理由はありませんからね。

事実、テレビドラマでさえ、オリジナル作品で以前のように「平均視聴率30%超え」するような作品は、1年に1本出れば良いといった状態ですから、映画界も例外ではないでしょう。

漫画原作は、ある程度の興行収入が見込める

これまで、映画で実写化されてきた漫画は、どれもある程度有名で、発行部数もそれなりに多い物ばかりだったと思います。

つまり、人気のある作品が、実写化されてきているのです(当然といえば当然ですが)。

そうすると、漫画にそこまで詳しくない人でも、「名前くらいは聞いた事がある」、「面白いって誰かが言ってた」なんてことになり、それが映画化されるというのであれば、ちょっと観に行ってみようかなと思う可能性は高いといえます。

また、原作ファンであっても、中には実写化に肯定的な人もいるでしょうから、そういう人は観に行くと思いますし、否定的な人であっても、怖いもの見たさから観に行くかもしれません。

そして、原作ファンの評判が良かったなんてことになれば、「コケるだろうし観に行くわけないだろ!」と思っていた層も、「えっ、そんなに悪くない?それなら試しに・・・」と手のひらを返し、あれよあれよという間に大ヒットという事も十分あり得ます。



このように、大ヒットとまではいかなくても、全く人が観に来ないなんていう事態に陥る可能性はかなり低いので、ある程度の興行収入が見込めるのです。

原作ファンのオタクが騒いだところで痛くも痒くもない

「君の名は。」の大ヒットにより証明されてしまいましたが、我々オタクの力なぞたかが知れており、作品が爆発的に売れるためには、非オタクの人が食いつく必要があります。

つまり、前述したように、否定的だった原作ファンも食いついて、全員が最高だ!となるのが理想ではありますが、必ずしもオタクが食いつく必要はなく、あくまでもターゲットは非オタクの人なのです。

このことは、キャストを原作に寄せず、人気のある俳優さんを起用している作品が、多数あることからも明らかといえます。

そのため、最悪、原作ファンであるオタクが一切観に来なかったとしても、非オタクの人が観に来てくれれば良いので、ネットでどれだけ否定的な意見が出たとしても痛くも痒くもないのでしょう。

というか、むしろネットで騒いでくれれば、それが良い宣伝になるので「ありがとうございます!」といった感じかもしれません。

・・・書いていて非常に虚しくなってきました。

原作それ自体にはノーダメージ

原作となる漫画が完結している場合は、ファンは当然、全巻揃えていると思います。

また、完結していないものであっても、実写化によって原作そのものを嫌いになることは稀でしょうから、ファンはこれまで通り原作を購入し続けるでしょう。

そうすると、実写化したところで原作それ自体には全く影響がないので、作者に迷惑がかかるなんてことは起こりようがないという事になります。

むしろ、実写化によって今まで購入していなかった層がその作品に興味を持ち、購入するきっかけになるなんてことも起こり得るので、原作者が損することはないといっても良いかもしれません。

おわりに

以上の事からもわかるように、漫画の実写化はメリットしかないといっても過言ではないです。

もちろん、興行収入が全く伸びず、製作費すらも回収できないというケースもあると思いますし、実際にいくつかの作品が頭に浮かんだ人も多いでしょう。

しかし、これは別に漫画原作に限った事ではなく、全ての映画が大ゴケ、俗にいう大爆死する可能性を孕んでいるため、躊躇う理由にはなり得ません。

それだったら、ある程度の興行収入が見込めて、それが当たったらラッキー!な漫画原作の実写化のほうが、全く見当がつかないオリジナル作品よりも色々な意味で“楽”です。

ただ、生意気なことを言わせてもらうと、「挑戦」のないところに「成長」は生まれません。

これからもこういった安易な道を選ぶのであれば、日本の映画界は衰退の一途をたどるでしょう。

そうなる前に、この「漫画の実写化ラッシュ」に歯止めをかけて、オリジナル作品で勝負してほしいと切に願うばかりです。


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。