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オタクの戯言

オタクが思うがままに書き連ねていく、とりとめのないブログです

えんとつ町のプペル無料公開がすんなり受け入れられない理由

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はじめに

当ブログに初めてお越しのかたは初めまして、定期的に来てくださっているかたはいつもありがとうございます。あにおです。

昨日、コンテンツ産業の在り方に、一石を投じる出来事がありました。

絵本作家である西野亮廣さんが、自身が脚本・監督をした「えんとつ町のプペル」をネット上に無料公開したのです。

これにより、特にコンテンツ産業に関わる人達から、色々な意見があった事と思われますが、私も最初は違和感を覚えました。

しかし、冷静になって、双方の主張を見比べた結果、結局のところ何が問題だったのか、自分なりに見えてくるものがあったので、今回はこのことについて書いていこうと思います。

それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

無料公開までの手続きについて

まず、無料公開するにあたってですが、これが西野さん一人だけで作られた作品であれば、問題ないと思います。

しかし、この作品は脚本・監督は西野さんですが、その他に33名のイラストレーター・クリエイターが関わっています。

その契約内容によっては、33名全員の同意が必要となることが考えられるので、まず、そこをクリアしているかが問題となります。

全員の同意を得ているか、もしくは、売り上げに比例して報酬が支払われるのではなく、最初に決まった額が支払われるという内容であれば、外野である我々がどうこういう話ではないでしょう。

西野さんのブログには広告が貼られているので、その広告収入を代わりに支払っている可能性もありますしね。

無料公開に至った理由について

次に、無料公開に踏み切った理由です。

西野さんは自身のブログで、「子供が自分の意思で手に取れない」ことを理由の一つとして上げていました。

最初私がこの理由を耳にした時、それでは子供の教育に良くないのではないかと思いました。

どうしても欲しいのであれば、母親を説得したり、手伝いをしてお小遣いをもらったり、また、時には我慢することも必要だと思ったからです。

しかし、これはあくまでも私の価値観というか、一つの躾けに対する考え方に過ぎず、別にこの件だけで子供が屈折するとは限りません。

結局はその親の育て方次第ですから、この件が子供に与える影響はそこまで大きくないのかもしれません。

それよりも、西野さんが無料で公開し、それがきっかけで本来読めなかった子供の目に触れて、良い影響を与えることだってきっとあると思います。

そう考えると、別に無料公開に至った理由についても、大騒ぎするような事ではないといえるでしょう。



ちなみに、私がこの作品を拝見して思ったのは、漢字が多く、果たして小さい子どもが読めるのかな?ということです。

絵本というのは、基本ひらがなだと思っていたからです。

もっとも、これについてもお母さんと一緒に読むことで、漢字の勉強になるという可能性もあるので、あまり問題ではないのかもしれません。

無料公開するタイミング

では、一体何が引っかかるのか、それは無料公開するタイミングだったのではないかと思います。

「えんとつ町のプペル」を購入した人は、もちろん西野さんのファンや、作品そのものに惚れ込んだため、購入しようと思ったのだと思います。

しかし、中には好奇心と値段とを天秤にかけ、好奇心のほうが勝ったため、渋々代金を支払い購入したという人もいるでしょう。

そういった、一回読めればいい、ネタとして購入した、といった人達からすると、「タダで読めるんだったら買わなかったのに!」、「自分はお金を払ったのに、タダで読める人がいるのはズルい!!」といった感じになるのではないでしょうか。

そういった、いわばライトなファンというか、絵本として所持しておきたいという欲求がない人達が、どこか引っかかっているのではないかと、私は思っています。

これは、最初からネットで無料公開するといっていれば起こりえない事ですので、このタイミングでの無料公開というのが、今回一番の問題だったのではないでしょうか。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

前述した問題点の他に、私が最初に思ったのは、コンテンツ産業に対する影響でした。

しかし、良い作品であれば、ちゃんと消費者もそれに対してお金を支払いますから、この件でコンテンツ産業全体に迷惑がかかるとか、そういうことはないと思います。

「プペルがタダになったんだから、これもタダで寄越せ!」なんていうのはまかり通りませんし、そんなことを言い出すほうがおかしいのは明白ですからね。

やはり問題は、無料公開のタイミング、ただそれだけのような気がします。

今後この一件が、どういう影響を及ぼしていくのか、動向を見守っていこうと思っています。




長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。