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オタクの戯言

オタクが思うがままに書き連ねていく、とりとめのないブログです

すべての人に観て欲しい!「この世界の片隅に」を観てきました(感想・ネタバレ)

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はじめに

当ブログに初めてお越しのかたは初めまして、定期的に来てくださっているかたはいつもありがとうございます。あにおです。

先日、以前よりずっと気になっていた映画、「この世界の片隅に」を今更ではありますが観てきました。

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期せずして貰えた特典です。観終わって改めて眺めると、貰った時とは違った感情が沸いてきました。


正直なことを申しますと、公開当初はあまり食指が動かなかったのですが、観てきた人の反応が軒並み良かったため、徐々に気になっていったのです。手のひら返しが酷い。

そんな、徐々に期待値が上がっていった状態で観たこの映画が、一体どうだったのか、今回はそのあたりを書いていこうと思います。

それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

気になる「のん」さんの演技は?

内容に入る前に、アニメ好きの人の中には、声優さん以外の起用が気になったという人もいるかと思われます。

もちろん中には器用にこなすかたもいらっしゃいますが、これが棒読みだった日には目も当てられません。

では、肝心ののんさん(能年玲奈さん)はどうだったのか。

正直なところ、最初はちょっと気になる部分もあったりしました。

しかし、観終わってみるとそういった“気になる”をねじ伏せてしまうほどに、存在感があったというか、彼女だったから、よりこの作品が良いものへと昇華されたのではないかなと思わせる。そんな演技でした。

すずの純粋さや、穏やかさ、かと思えば意外と芯のあるところなどが、見事に声に乗っていたように思います。

俳優さんを起用したことが、見事にハマったケースといえるでしょう。

戦争の残酷さ、無慈悲さが痛いくらいに伝わる内容だった

こうした、声優さんの熱演も手伝ってか、映画の内容は本当に素晴らしかったです。

私がこの映画を観に行こうと思ったのは、前述した通り評判が良かったからなのですが、そうするとどうしてもハードルが上がった状態での鑑賞となってしまいます。

しかし、この映画はそういったハードルをものともせず、それどころか、観た人に確実に“何か”を残す、そんな映画でした。



“何か”は人それぞれだと思いますが、私が一番に思ったのは、月並みではあるものの「戦争は二度としてはいけない」という事です。

そして、それに付随して、今の自分がいかに幸せか再確認するとともに、些細なことで不平・不満を言うべきではないなという、反省の気持ちも湧き上がってきました。

そうさせたのは、やはり主人公であるすずの存在でしょう。

映画という限られた時間の中で、最初にすずの人柄がわかるエピソードを挟み、そこから結婚というターニングポイントが訪れ、さらに、戦争の激化によって無理やり変えられてしまうという構成でした。

この流れがショッキングで、かなりへこみはしましたが、裏を返せば戦争をきちんと描いていたということだとも思います。

特に、戦争の終わりを知ったすずの、「何も知らないぼーっとしたままの自分でいたかった」といった内容の慟哭は、胸にくるものがありましたね。

この他にも、絵が得意だったすずから、利き腕を奪うという描写も、戦争の無慈悲さが伝わってきてとてもつらかったです。

大人もそうだが、子供にこそ観て欲しい作品

このように、戦争を知らない世代ではありますが、もういい大人である私でさえ敏感に感じ取るものが、この作品にはあります。

そうであるならば、多感な子供が観れば、より多くの事を感じ、学んでくれるのではないでしょうか。

確かに、戦争というものをリアルに伝えるため、作中には残酷なシーンも多々あります。

しかし、だからといって臭い物に蓋をするのではなく、ありのままの状態をみせて、良い意味でショックを与えてほしいと思っています。

また、絵のタッチが柔らかいので、普通の戦争ものよりは、子供が観やすいというのも大きいです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この映画は、すずというごく普通の女の子が、戦争によって変えられてしまうという、きっとこの時代であればありふれているであろう残酷さを描いています。

戦争ものにも2種類あると思っていて、一つはただ激しくドンパチするもの、もう一つはメッセージ性のあるものだと思うのですが、もちろん、本作品は後者です。

そんな、何かしらのメッセージを、まだ観ていないという人にも是非受け取ってもらいたい、そう思える映画でした。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。