オタクの戯言

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実写化嫌いの私が公開初日に映画「銀魂」を観た感想を正直に書く

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はじめに

当ブログにお越し頂き恐悦至極に存じます。あにおです。

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出典:映画『銀魂』公式サイト

私は普段、漫画を実写化したドラマや映画を観ることはほとんどありません。

理由は単純で、漫画はほとんどが非現実的な描写で構成されており、そもそも実写化に向いていないことが多いためです。

そんなアンチ実写化とも言える私が、まるで待ちわびたかのように公開初日の今日、銀魂を観てきたというのだから自分でも驚きです。

ということで、今回は割とハードルが高い状態となっておりますが、映画を観た感想などを正直に書いていきたいと思っています。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

そもそものきっかけは、勇者ヨシヒコの監督だったから

冒頭から実写化に対してかなりネガテイブな意見ばかり言っており、じゃあ観るなよといった感じだと思います。

それは全くその通りで、普段だったら余程のことがない限りは漫画の実写化には手を出さないのですが、今回はその余程のことが起きたのです。

そう、この映画の監督が、私の大好きな勇者ヨシヒコを手がけたあの「福田雄一」監督だったのです。

銀魂というと、基本的にはギャグ漫画ですから、福田監督との相性もきっと良いに違いありません。

一体どれ位面白くなるのか。そういった意味でも今回はハードルが高くなっていました。

メインとなるのは原作でいう11、12巻

銀魂の原作は、現在第69巻まで発売しており、それはもう膨大な話数が存在しています。

その中で一体どこを実写化したかですが、中心となったのは紅桜篇。つまり、11巻と12巻でした。

その上で、冒頭に1巻の最初や10巻のカブト虫の話をくっつけていたのですが、これが見事にマッチしていて違和感が全くないのです。

原作を読み込んでいないと、原作が好きじゃないとできない芸当なのではないかなと思うほどに一つのストーリーとして成り立っていました。

ちなみに、これら原作を改変するといったことはほとんどなく、ほぼ忠実に再現されていたというのも小町的にポイント高いです。

原作のシリアスパートが嫌いな人はつまらない?

肝心の内容ですが、私個人としては結構楽しく観るとこができました。

たまに滑っていた事もありましたが、原作・アニメのあの雰囲気をそのまま実写化したといっても良いほどに、テンポ良く笑いが生み出されており、その違和感のなさに驚いたほどです。



まず、キャラクター面についてですが、どのキャストさんも個性が光っていて良かったです。

が、その中でも個人的には志村新八役の菅田将暉さんと、近藤勲役の中村勘九郎さんが特に良かったですね。

笑いにおけるツッコミの重要性たるや、相当のものがありまして、アニメではその重役を新八役の阪口大助さんが見事に演じています。

そうなると菅田さんに求められる水準は相当高くなってしまいますが、そんな高いハードルをひょいと飛び越えていました。

ツッコミはもちろん、ボケの間も完璧で、改めてその演技力に脱帽してしまいましたね。



他方、中村勘九郎さんは演技はもちろんですが、なによりも原作からそのまま出てきたかのようで、20世紀少年の小泉以来の驚きでした。

あれなら、文句を言う人は皆無でしょう。それほどに違和感がありませんでしたし、いい意味でアホの変態でした(笑)



といった感じで、キャストさんの再現率や演技は問題なく、こりゃ酷え!みたいな人もいませんでした。

そうすると、あとはストーリーというか構成さえ良ければ大成功といって良いはずです。

ではどうだったのか。結論からいうと大成功で、ちょうど良いバランスだったように思います。

序盤のカブト虫を捕まえるというくだりから、銀さんが岡田似蔵と一戦交える辺りまでは、どちらかというとギャグの割合が多いです。

これは、観客をグッと引き込むうえでも非常に有用で、テンポよくサクサク進むので全くストレスなく、楽しく観ることができました。

ちなみに、ギャグシーンは基本面白かったのですが、特に笑ったのはどことは言いませんが菜々緒さんが思わず堪えきれずにうしろを向いているシーンです(笑)



そこから、徐々にギャグを控えめにしていき、紅桜篇のシリアスパートへと繋がっていきます。

やはり、映画は終盤にかけてかなり盛り上がり、最期は大団円というのが一番わかり易く、安定していると思うのですが、ギャグでそれをやるのは中々難しいです。

その点、こうやって後半に紅桜篇を持ってくれば、この形式に見事に当てはまるわけでして、そのバランスが本当に絶妙でした。

この後半もシリアス一辺倒ではなく、ちょうど良い間隔でギャグが挟まれています。

通常、シリアスシーンにギャグを入れると、どうしても浮いてしまうというか冷めてしまいがちなのですが、そういう事も一切なく。

シリアスとギャグを上手く融合させつつ、映画としての体裁も整えているという、中々に完成度の高い作品だったように思います。

最後の銀さんと高杉との殺陣も見応えがありましたし、あの終わりかたからすると、興行収入が良ければ続編もあるかもしれませんね。



もっとも、前述したシリアスシーンの割合が、大体3分の2くらいはあったと思うので、あなたが「銀魂にシリアスは不要」というタイプの場合は、観ていてつまらなく感じるかもしれません。

要所要所にギャグは散りばめられているので私は平気でしたが、シリアスにアレルギー反応を起こすタイプのかたはご注意ください。

おわりに

ということで、書きぶりからもわかるかとは思いますが、実写化に対してネガティブな印象を持っている割には、かなりの高評価でした。

その要因として考えられるのは、作品から原作へのリスペクトが感じ取れたからなのではないかなと思っています。

原作に忠実だったのはもちろん、あの再現率の高さや、絶妙な構成は適当に作ったのではできない芸当ですからね。

私のように実写化に難色を示している人でも、この作品ならおそらく楽しく観られると思うので、興味が出たかたは是非観に行ってみて下さい。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、またのお越しをお待ちしております。