オタクの戯言

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無職転生が面白過ぎて他の事が手につかなくなってしまった(感想・ややネタバレ)

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はじめに

当ブログにお越し頂き恐悦至極に存じます。あにおです。


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先日、移動中にあまりにも暇だったので、今までノータッチだった「小説家になろう」にアクセスしてみました。

何から手を付けていいかわかず、とりあえずランキングを見てみたところ、友人の家にあった小説の名前が目に留まります。

無職転生

ランキング1位だし、友人も買っているんだからきっと面白いんだろう。そう思って手を出したのが運の尽きでした。

ということで、今回はこの「無職転生」について、感想を書いていきたいと思っています。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

そもそも「小説家になろう」って何?

一応、軽く説明だけしておきます。

「小説家になろう」というのはサイト名で、ネットを使える人であれば誰でも自分が書いた作品をこのサイトに投稿することができます。

その上で、人気があるものなどは実際にデビューできるという、名前の通りの場所のようです。

読者は投稿された小説をすべて「無料」で読むことができるので、小説が好きな人にはたまらないサイトと言えます。

無職転生とは

では、そんな数ある小説の中で1位になっている「無職転生」とはどういう作品なのか。

これまたタイトル通りで、34歳無職が異世界に転生することで、これまでと全く違った人生を歩んでいく、という話です。

異世界ものにはいくつか種類があります。


主人公の能力には変化がないが、異世界に来ることでハイスペック扱いされるパターン。

主人公が異世界に来る時に、特別な力が付与されるパターン。

ある分野にだけ特化した主人公が、異世界でその特化した能力をフル活用するパターン。


他にもあげれば色々とあると思いますが、「無職転生」は強いて言えば二つ目にあげた例に当てはまるといえるでしょう。

何がそんなに面白かったのか

正直なところ、異世界ものは今や世の中に多く存在しており、設定それ自体は珍しい物ではありません。

にもかかわらず、私がただでさえ低浮上だったTwitterを完全に放置したり、ソシャゲをほぼやらなくなったり、アニメや漫画を後回しにしたりしたのは何故か。

それはこの作品が、終始「説得力」を意識して書かれていたからだと私は思っています。



通常、異世界ものというとチート級の力をもってして、ゴリ押しで物事を解決することが多いです。

そうじゃないにしても、ツッコミどころが多いというか、結論に向かわせるために無理やりキャラクターを行動させているなんてことが往々にしてあります。

しかし、無職転生ではそういうツッコミどころを極力なくそうとしていて、それが細かい描写に良く表れていると思うのです。

例えば、主人公はとても謙虚というか、弱い者やダメな者に対しても一定の配慮を見せますが、これは転生前の主人公の惨状があるからこそ違和感なく受け入れることができます。

例えば、主人公が強大な力を身に付けるのも、ラプラスの因子という外的要因だけでなく、幼い頃に努力して魔術について検証した結果という面もあるので嫌味がありません。

読み手が読んでいて違和感を覚えるというか、引っかかるポイントを極力減らしているからこそ、楽しく・サクサクと読めたのだと思います。



また、展開のさせ方もかなり絶妙でした。

最初は単純に異世界へと転生した結果、どう成長していくのだろうというところに興味がそそられました。

そこから今度は、転移事件によって魔大陸まで飛ばされた主人公が、無事故郷へ帰ることができるのか。

また、ばらばらになってしまった親族や仲間たちがどうなってしまったんだろうというところに興味が移ります。

そして最後に、ヒトガミとの戦いで何人の仲間が犠牲となるのか。主人公は無事勝利できるのか。というかどう終わるのかというほうへとシフトチェンジしていきます。

この一連の流れが実に絶妙で、終始ハラハラしながら読んでいました。

個人的には、決着の付け方も、まとめ方も良くできていて、心地いい読後感を味わう事ができたのですが、これも説得力の賜物だと思っています。



そして何より、下手をすれば一番重要と言っても良いでしょう。

完結していたのがかなりポイント高いです。

どんなに面白くても、途中で他の作品へと気移りしてしまい、未完のまま放置されてしまうなんてことがあると、一気に心証が悪くなりますからね。

おわりに

小説家になろうを利用している人にとっては「何を今更」と言った感じだと思いますが、あまりの面白さに感激したので思わず感想を書いてしまいました。

一時期かなり話題になったリゼロも「小説家になろう」出身のようですし、ラノベ好き、小説好きにとってこのサイトは宝の山といえるかもしれません。

しかも無料で読めるというのですから、良い時代になりましたよねホント。

時間を吸われる可能性がかなり高いですが、あなたがもしまだこの作品を読んだことがないというのであれば、是非一度読んでみて下さい。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、またのお越しをお待ちしております。