オタクの戯言

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俺ガイル12巻を読んで予想外の事態に陥ったのでその理由を考察(感想・ネタバレあり)

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はじめに

当ブログにお越しいただき、恐悦至極にございます。あにおです。

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渡航『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。第12巻』(ガガガ文庫、2017年)

先月、延期に延期を重ね、11巻から約2年3ヵ月の歳月を経て「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。第12巻」が発売されました。

私はこの作品をアニメで知ったのですが、現在唯一購入しているラノベがこの作品だけというくらい好きな作品です。

そんな待ち望んだ12巻をようやく読み終えたのですが、抱いた感想は読む前に想像したものとは大きく異なっていました。

今回は、どうしてこんなことになったのか、整理するという意味も込めて書いていきたいと思っています。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

読み終わって抱いた正直な感想

まずは「どうしてこんなことになったのか」の中身から書かない事には始まらないので、感想から書いていきたいと思います。

簡単にいうと、「つまらなくはなかったが、想像していたより面白くもなかった」というのが読み終えて抱いた正直な感想です。

もちろんこれで買うのを止めるとか、そういうレベルではなく、あくまでも“今までに比べて”の話ではあります。

ただ、読み終わっての満足感とか、次の巻への期待感よりもどういうわけかモヤモヤとした感情のほうが大きかったのです。

評価が下がってしまった理由として考えられるもの

では、なぜこんなにもモヤモヤが残ったのか、考えられる理由をあげていきたいと思います。

理由その1 期間が空きすぎた

11巻が発売された当時、ちょうどアニメの2期が終わるタイミングと重なっており、自分の中で盛り上がりがピークに達していました。

鉄は熱いうちに打てとはよくいったもので、そのピークから数カ月、長くとも1年以内であればまだその余熱で楽しむことができたと思います。

しかし、実際に発売されたのは2年3か月後。熱せられた気持ちが冷めるには十分すぎる期間が経過していたというわけです。



あとは、今までだったら楽しめていたパロディも、間が空きすぎたことで機を逸している感があった気がします。

特に渡先生のパロディはこれまでタイムリーなものをぶち込んできていたので、それがズレてしまうと効果が半減してしまうのでしょう。

理由その2 レイザーラモンRG状態だった

11巻の終わりでは、下手をすれば1巻からずーっと匂わせていた「雪ノ下雪乃の闇(問題)」にいよいよ踏み込むといった、絶妙な引きを残しています。

そうすると12巻ではその問題について触れ、上手くいけば解決まで行ってくれるだろうという期待感が生まれるのは当然でしょう(更にいうと3人の関係性の決着も)。

しかし、現実は非情である。

実際は、これまでにもあった「家族間の不和」がより浮き彫りになる程度で、核心にまで触れることはありませんでした。

レイザーラモンRG氏のあるあるネタのごとく、ひたすら「雪ノ下家の問題、早く言いたい」が繰り返されて終わったという印象です。

かなり大きく進展するだろうと期待していた分、肩透かしを食らったのは否めません。

シリアスの比重が大きすぎた

これまでの俺ガイルというと、何か問題が起きるまでは八幡の自虐等、ギャグ成分が多く、問題が起きるとシリアスに突入し、最後はいい意味でも悪い意味でも“嫌らしい解決法”で終わるという事が多かったと思います。

12巻でも解決しなかったという違いだけで基本は同じでしたが、体感的にギャグの割合が少なかったという印象を覚えました。

また、今までと異なり、今回は11巻から引きずっている雪乃の問題や、3人の関係性がはっきりしない状態で物語が進んでいたため、ギャグが挟まれてもどこか寒々しかった気がします。

おそらくこの12巻は最終巻に向けての“溜め”という位置づけでしょうから、仕方ないといえば仕方ないのですが、やはりずっとモヤのようなものがかかった状態というのは読んでいて辛いです。

おわりに

といった感じで長々と書いてきましたが、要約すると「引っ張った割には思ったより話が進まなかった」からモヤモヤしてしまったのでしょう。

個人的には11巻で引きを作った以上、問題の解決か解決する兆しくらいは見せてほしかったところですが、溜めが大きければ大きいほどカタルシスが大きくなるのも事実です。

最終巻で綺麗に終わらせてくれればこのモヤモヤもスッキリするでしょうから、今はただ正座をして次の巻を待ちたいと思います。

・・・ただ、欲を言えば1年以内にお願いします!



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、またのお越しをお待ちしております。