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GIANT KILLINGはサッカー漫画の頂点といってもいい面白さだった(感想・ネタバレ)

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はじめに

当ブログにお越し頂き恐悦至極に存じます。あにおです。

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出典:ツジトモ『GIANT KILLING』(講談社、2007)


私は漫画が好きで良く読むのですが、今まで読んだ漫画の中でも、このGIANT KILLING(ジャイキリ)は上位に入るくらい好きな漫画の一つです。

今回は、そんなジャイキリについて感想を書きつつ、その面白さが伝われば良いなと思っています。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

※長々と読んでられない!という場合は目次の「忙しい人のためのまとめ」から飛んでください。

数あるサッカー漫画との大きな違い

内容はサッカーを題材にしており、世の中にはすでにサッカー漫画は多く生み出されています。

その中で最も有名なのはキャプテン翼でしょうか。

それら多くのサッカー漫画に共通するのは、努力型か、天才型の主人公がどんどんゲームで結果を出していって、最終的には日本を、世界を代表する選手へとなっていくというものだと思います。

しかし、この作品はそういったプレイヤーが主人公なのではなく、監督が主人公という点で他のサッカー漫画にはない魅力を放っています。

ジャイキリの全体の流れとその魅力

大まかな流れとしては、弱小プロサッカークラブであるETU(East Tokyo United)がリーグ戦などで勝ち上がるべく、かつてプレイヤーだった達海猛を監督として迎え、徐々に勝てるようになっていくというものです。

これだけの説明だと、スポーツものにはよくある流れのように思えますが、この作品は他にも色々と見どころがありそれが良作足らしめていると思います。



例えば、主人公である達海の言動です。

この作品は、読んでいて「なるほど」と思わずうなってしまうようなセリフがいくつかあり、実際にそれらを集めた名言集のようなものも発売されているくらいです。

達海は監督という立場上というのもあるのかもしれませんが、とにかく選手やスタッフ等関係者に前を向かせるようなセリフを投げかけます。

普通であればネガティブになってしまいそうな状況でも、達海の言葉によって逆にチャンスなのではないかと、ポジティブにさせてくれる考え方は読んでいてとても気持ちがいいです。



他にも、達海は主人公とはいえあくまでも監督ですので、実際にプレーをする選手たちにもスポットライトが当たります。

その選手たちそれぞれの背景なども丁寧に描くことで、読者それぞれにも好きな選手ができて、その選手が活躍することもまた楽しみの一つになっている人も多いのではないでしょうか。



ただ、これだけだと普通のサッカーものにも言えることです。

しかし、この作品はETUというクラブチームを中心とした、一つのコミュニティを丁寧に描いており、登場人物それぞれが色々な思いを持ってETUに関わっていることが分かります。

出ているすべての人にそれぞれ違った人生があるのは当然のことなのですが、一見脇役のように見える人物についても深く掘り下げることで、狭い世界での物語ではなく街全体という広い世界の物語であることがわかるというのも、読んでいて新しいなと思いました。

忙しい人のためのまとめ

  • プレイヤーではなく監督にスポットを当てている点で、他のサッカー漫画とは違う面白さがある
  • 達海の言動は読者にポジティブな影響を与える
  • 色々な選手がいるので好きな選手が1人は見つかり、それを応援するという楽しみもある
  • 街全体の描写があるので、色々な視点で楽しむことができるのは新しい

おわりに

このように、良いところをあげだせばきりがないほどに、この作品はサッカー漫画としては斬新で、面白い作品だと思います。

サッカーの知識はほとんどなく、実際の試合も日本代表の試合だけを観る程度という典型的なにわかである私ですら、するっと読めてしまったほどですし。

単行本はかなり出ているため集めるのは少々大変かとも思いますが、1度読んでしまえば続きが気になって仕方がなくなると思うので、意外とすぐに集まるのではないでしょうか。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。