オタクの戯言

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あさひなぐは最新刊まで大人買いするほど面白い青春漫画でした(感想・微ネタバレ)

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はじめに

当ブログにお越しいただき、恐悦至極にございます。あにおです。

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出典:こざき亜衣『あさひなぐ』(小学館、2011年~)

いつだったかにアメトーーク!でやった「本屋でマンガ大好き芸人」にて、話題に上がった「あさひなぐ」という作品。

数日後に漫喫で読んであまりの面白さに衝撃を受け、すぐに購入することを決意したのですが贔屓の本屋に売っていないではありませんか。

仕方がないので最新刊だけ買うという事を繰り返し、それから大分経ちましたが未だ思いは消えず。

先日念願かなって、大人買いすることで一気に全巻揃えることができたので、本日は全巻を通した感想を書いていこうと思っています。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

テーマはあまり触れる機会がなかった「薙刀」

タイトルである「薙ぐ」が薙刀の“薙”であることからもわかりますが、この作品は「薙刀」というスポーツを題材にしています。

その名の通り主人公の旭(あさひ)が薙刀を薙ぐから「あさひなぐ」だそうですが、実際に薙ぐという言葉を使うかは微妙らしいです(作者談)。

私が男性だからというのもあるとは思いますが、今まで薙刀という競技に触れる機会がなかったため、知らない事ばかりで読んでいてかなり斬新でした。

構えが幾つもあること、剣道と異なり脛も有効打になること、技術もそうだが美しさも重要であるということ等々。

そういった知らなかったことを知るという面白さも、この作品にはあると思います。

主人公である旭の成長だけが見所ではない

もちろん一番のポイントは、ずぶの素人で才能のかけらもなさそうだった旭が、ひたむきに薙刀と向き合う事で徐々に心も技も成長していくところでしょう。

しかし、この作品はそれだけが見所ではないのです。



まずは要所要所に挟まれる笑いどころ。これが良いアクセントになっていて飽きることがありません。

特に、個人的には旭と同学年のさくらが良い味を出しているというか、いい意味でクズなのがたまりませんね。



次に、個性あふれるメインキャラクターの人間臭さ。これがそれぞれのキャラクターに対して感情移入をさせてくれます。

主人公の旭はもちろんのこと、同級生のさくらや将子、先輩であり旭の憧れでもある真春等々、同じ薙刀部の仲間それぞれにスポットライトが当たり、丁寧に掘り下げてくれています。

どのキャラクターもそれぞれ悩み、壁にぶち当たり、葛藤し、それを乗り越えて成長していく。

それが読んでいて本当に心を動かされますし、気付くとそのキャラクターを好きになっているのです。

これが薙刀部だけではなく、他の高校のキャラクターまで同じように描かれているので、普通だったらダレてしまったりワンパターンになるはずです。

が、そういうこともなく。絶妙なバランスで描かれているので、改めて考えると凄いですよねこれ。



最後に、なんだかんだで王道のスポコンであるというのも大きいと思います。

もちろん他にも色々と見所があるからこそ、こうして虜になっているわけですが、しっかりと押さえる所は押さえているというのもあると思うのです。

ジャンプが掲げているといわれている「友情・努力・勝利」は、昨今ではベタなのかもしれませんがやはり読む者の心を動かす要素といえるでしょう。

その3つの要素がしっかりと描かれているのも、この作品がこんなにも自分に刺さった要因の一つだと考えています。

ひたむきに練習する旭、互いに励まし時にはぶつかりながら強くなっていく薙刀部、歯が立たなかった相手との試合で遂につかみ取った勝利。

これが面白くないわけがないじゃないですか!

おわりに

今回初めて大人買いというものをしましたが、結構なお値段になったにもかかわらず一切後悔しませんでした。

それどころか、「これでいつでも好きな時に読み返せるなぐふふ」と喜ぶ始末。それくらい私はこの作品にハマっているのです。

何を今更という人も多いでしょうが、もしあなたが今回初めて知ったというのであれば、是非一度読んでみて欲しいですし、他の人にも勧めてほしいですね。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、またのお越しをお待ちしております。