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「3D彼女 リアルガール」を売上の低さからつまらない認定するのは勿体ない!(感想・ネタバレ)

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はじめに

当ブログにお越しいただき恐悦至極にございます。あにおです。

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出典:那波マオ「3D彼女 リアルガール Blu-ray第1巻」(アニメ「3D彼女 リアルガール」製作委員会、2018)

普段であれば前のクールのアニメはランキング形式で面白かったものだけ取り上げるのですが、この作品だけは個別に感想を書こうと思います。

というのも、アニメのBlu-rayを購入しない私が言えた義理ではないのは重々承知で言わせていただくと、売上の低さからつまらない認定されるのは勿体ないと思ったからです(初週92枚とのこと)。

ということで、今回はアニメ「3D彼女 リアルガール」を最終回まで観た感想を書いていこうと思います。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

※長々と読んでられない!という場合は目次の「忙しい人のためのまとめ」から飛んでください。

美少女が何故かオタクである主人公を好きになるという単純な話ではない

主人公の筒井は典型的なオタクで、人とコミュニケーションをほとんどとらずに高校まで生きてきました。

唯一の友人である伊東以外は高校でも一切付き合いがなく、基本的には自分の殻に閉じこもっているタイプの人間です。

そんな筒井がひょんなことからヒロインである色葉と出会い、交際するに至ります。

美少女とコミュ障オタクの交際は普通であればあり得ない展開ですが、それなりに納得ができるくらいには丁寧に描写されていました。



こうした恋愛ものの多くは交際がゴールで、それまでの紆余曲折がメインという構成になっていると思います。

が、本作はオタクが美少女と付き合うのがゴールではなく、そこからをメインとして描いているのです。

色葉との交際を経て筒井が徐々に成長していくその構成が見事で、牛歩のようではあるものの一歩ずつ前に進んでいく様子には好感が持てました。


また、コミュ障オタクである筒井の描写が絶妙で、オタク主人公というキャラ付けをしたいならこの作品を手本にすべきでは?と思うほどでした。

本当にコミュニケーションに難があり過ぎて時にはもどかしく感じたりもしましたが、それがまた作品の山場を作るのに良いアクセントになっていたので上手いキャラ付けだったと思います。

物語の構成も上手く考えられていた

先ほど述べた通り、本作のメインは筒井と色葉が付き合うことではありません。

そこから特に筒井がどう成長していくか、というのがおそらくメインとして描きたいことなんだと思います。

通常は付き合うまで色々なトラブルがあって、ようやく付き合えたことでカタルシスを感じる(≒モヤモヤしたものが晴れる)ものです。

他方で、本作では序盤に付き合ってしまうため、何もしないと引きが弱く視聴者離れを起こしてしまう可能性があります。



しかし、この問題を色葉の「半年間限定で付き合おう」という提案によって、見事にクリアしています。

作中から色葉が遊びではなく、真剣に筒井を好きでいる描写が多々あるにもかかわらず、半年間。

色葉曰く「転校するから」との事ですが、どう考えてもそれだけではなさそうな雰囲気が漂っています。

色葉が抱える秘密というか問題は一体何なのか半年後二人は本当に別れてしまうのかという2つの疑問点。

これが上手く引きになっていたというのが、最終回まで観続けられた要因の一つといって良いでしょう。



この2つの疑問点をゴールとしつつ、間に筒井と色葉を中心として巻き起こる人間関係のトラブルを盛り込むというのが大まかな構成です。

色葉と付き合わなければ関わり合いにならなかったであろうありさや高梨、逆に色葉と付き合わなければ恋人になっていたかもしれない綾戸。

こういった面子とコミュ障ながらも懸命に向き合うことで、筒井が徐々に成長しつつ色葉との仲がより深まっていくのがまた良かったですね。

忙しい人のためのまとめ

  • オタク男子が美少女と付き合うことがゴールではなく、その後がメインという構成
  • 色葉と半年間限定で付き合うという特殊性が引きとなり、視聴者離れを防いでいる
  • 筒井と色葉を中心として巻き起こる人間関係のトラブルにより、2人(特に筒井)が成長していくのも見どころ

おわりに

分割2クールということなので最終回まで観たらまた評価が変わるかもしれません。

ただ、1クールの最後までをいえば、決して酷評されるような出来ではなかったです。

物語の内容だけでなく、作画もBGMも悪い部分はありませんでした。

まだ未視聴というのであれば、どうか売上の低さに惑わされることなく1話だけでも観てみて欲しいです。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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