オタクの戯言

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カメラを止めるな!をハードルが上がった状態で観た正直な感想(微ネタバレ)

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はじめに

当ブログにお越しいただき恐悦至極にございます。あにおです。

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出典:上田慎一郎「カメラを止めるな!」(ENBUゼミナール、2017)

ある時期からTwitterなどで頻繁にワードを見かけるようになった、「カメラを止めるな!」という映画。

天邪鬼な性格なのでどうしようかなーと思いつつも好奇心には勝てず、先日ようやく観に行ってきました。

今回は、それだけ周りが騒ぐならさぞ・・・とハードルが上がった状態で観て、正直なところどうだったのか感想を書いていきたいと思っています。


それでは、最後までお付き合いいただければ幸いです。

※長々と読んでられない!という場合は目次の「忙しい人のためのまとめ」から飛んでください。

正直なところ最初は期待していたほど面白くないという印象だった

冒頭、ゾンビ化した俳優が女優を襲い、泣き叫ぶも演技が微妙なせいで監督がキレるというシーンから始まります。

何の説明もなくいきなりだったので状況を把握するのに少し時間がかかりましたが、どうやら舞台はゾンビ映画の撮影現場のよう。

そこからひたすら撮影の様子が映し出されますが、途中から違和感を覚える人も多いはずです。


私は内容が進むにつれて、これは演技が微妙な女優さんをだまして迫真の演技をさせようとしているとか、ゾンビ映画を撮っていたはずが実は本当に感染が起きてしまったとか色々な可能性を考えるようになりました。

もっとも、そのどちらにしても映画としては微妙というか、退屈だと思う部分もあってあまり面白いと感じませんでしたね。

これは期待し過ぎたというか、過大評価だったのかなあと少しがっかりしながら観ていました。


あー、あと少しグロいので、それで嫌になってしまうという人もいるかもしれませんね。

正にB級ホラー(ゾンビ)映画を観ている感じだったというのが、ぴったり当てはまると思います。

つまらないなんてとんでもない!本番はカットがかかってから

これは久々に外れを引いたかな・・・?と思いきや、撮影にカットがかかって場面が変わってから状況が一変します。

ここからはまだ観ていない人が万が一いた場合、面白さが半減どころか3分の2くらい削れてしまうので記事をそっと閉じて今すぐ劇場に行くことをおすすめします。














これくらい間を空ければ大丈夫でしょうか。

それではやんわりとまた内容に触れていきたいと思います。


まず、話が撮影の1ヵ月前にさかのぼり、この映画がどういうものだったのかの種明かしというか詳細が判明します。

これにより、何故あんなにも微妙だったのかがわかると同時に、今度はどうしてああなったんだろうという新たな疑問が生じるはずです。

安定を求めて自分が本当にやりたいことを我慢している監督を始め、一癖も二癖もあるキャストが集められるも冒頭の映画とは若干合わない部分がある。

それがどうなっていくのかというのが見所の一つといえるでしょう。


次に、実際に冒頭で流れた映画がどう作られていたのか、その舞台裏が始まるのですがこれが本当に見事でした。

観客が「・・・ん?」と思ったシーンにはそれぞれ理由があって、この舞台裏を観ることで「なるほど!」という関心が怒涛のように押し寄せてきます。

しかもそのほとんどがリズムよくコミカルに描かれているので、そこかしこから笑いが起きていましたし、私もかなり笑いました。


最後に、何といっても終わり方がとても綺麗です。

終わり良ければ総て良しなんて言葉もありますが、本当に全てが丸く収まるというかすっきりと終わるので観終わってからの爽快感が尋常じゃなかったですね。

緊張感がありつつも、笑いあり、涙ありと本当に目白押しで、観に行って良かったと素直に思えました。



邦画に多いのですが、派手なアクションシーンもなくまるでドキュメンタリーのような内容のものは、テレビで良いじゃんということがよくあります。

その点、この映画は確かに派手さはあまりないものの、映画館で観たほうがより楽しめる映画といって良いでしょう。

メタ的な要素がある分、映画として放映することで観客により想像させるというか、この映画自体こう作っているのかなという楽しみ方もできるからです。

最後のエンドロールなんかが正にそうで、映画を作っているスタッフをサポートしているスタッフを総合的に支えている本物のスタッフみたいな感じで、裏の裏まで楽しめました。

忙しい人のためのまとめ

  • 最初は正直なところ地味にグロいだけでそこまで面白くない、B級ゾンビ映画という印象だった
  • カットがかかってからが本番で、そこから描かれる物語がすべて冒頭に繋がっている
  • 緊張感がありつつ笑いあり、涙ありで終わり方も綺麗。2回観ても楽しめる映画だった

おわりに

話題になっていた事からハードルが上がっており、その分より冒頭部分でガッカリしてしまいました。

しかし、そこからの怒涛の巻き返しは物凄く、観終わった今では素直に「また観たい!」と思えるほどです。

リピーター割引をやっている映画館が一部であるというのも納得で、すべてを知ったうえでまた最初から観るのもきっと楽しいと思います。

私のように天邪鬼が発動して観るつもりがないなんて考えてるそこのあなた!足を運んでみるのも一興ですよ!!



長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、またのお越しをお待ちしております。

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